水質基準化〝待ち受ける〟東京都の取り組み 都民の安全・安心をつなぎとめるPFAS対策〈編集部〉

権限に制約がある地方自治体における有機フッ素化合物(PFAS)対策。同物質は水源に流れ込むこともあり、特に市民が不安がる身近な水道水の安全性を確保するため、透明な水に潜む見えないリスクとの困難な戦いが続く。東京都は、これまでにも汚水や廃棄物の処理といったさまざまな分野で環境対策を切り開き、国内をけん引してきた国内最大の自治体。水道のPFAS対策についても同様に、域内の市町村と連携し数々の施策に取り組んでいる。来年4月以降、水道事業者に一部物質の検査を義務付ける水質基準化について「すでに同等の対応をとっている」として新規制の施行を今か今かと待ち受ける構えだ。都民の安全と安心をつなぎとめるため着実なPFAS対策を継続していく。

水質基準化〝待ち受ける〟東京都の取り組み 都民の安全・安心をつなぎとめるPFAS対策〈編集部〉_独自調査を徹底してきた東京都(「有機フッ素化合物に関する東京都の取組」より)
独自調査を徹底してきた東京都(「有機フッ素化合物に関する東京都の取組」より)

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