地中熱だより(225)島根発 地中熱利用で地域の課題解決

広島県との県境に接する島根県邑南町。中国山地のど真ん中に位置する人口約1万人の小さな町だ。この町が今、地域脱炭素に取り組み始めている。人口減少や少子高齢化などによる経済の縮小に歯止めをかけようと脱炭素を切り口としてエネルギーの地産地消による経済循環の確立を目指したのが発端だ。現在、邑南町では町外に流出している電力料金が年間約6億円から7億円。環境と経済を両立したまちづくりが邑南町ゼロカーボンシティ宣言で表明した邑南町の目指す姿だ。

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