地中熱だより(254)山梨発 熱利用含む多目的地下水利用 水シンポジウムで説明展示 山梨県地中熱利用推進協議会
さる10月24~25日の2日間、山梨県内で水シンポジウムが開催された。これは毎年各県で持ち回り開催され、一昨年の佐賀、昨年の長野に続き、今回は土木学会水工学委員会、国土交通省、山梨県、甲府市を構成団体とする実行委員会が主催した。毎回、水をテーマとしてさまざまな業種の展示、講演・話題提供を通じて、地域の水に係る現況や課題が取り上げられてきたが、今までは河川の治水についての歴史や水害対応についてのテーマが多く、その中での地下水の位置付けは、飲用水源や農業・工業用水といった直接的な利用が専らであった。
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