環境新聞ブックレット◎4「アスベスト問題の波紋Ⅱ」
本紙で連載「アスベスト問題の波紋」が開始してから2年以上が経過したが、アスベスト対策では新たな課題が噴出している。現場では依然として価格競争によるずさんな除去作業が横行しており、成形板等の含有建材の取り扱いも明確になっていない。法整備が進むほど現場は混乱をきたしている。
また、昨年末に各省庁のアスベスト使用建築物に関する実態調査のずさんさが明らかになり、総務省が関係省庁に対して勧告する事態となった。更に、従来日本では使われていないとされていたトレモライト等3種類が、規制対象に新たに追加された。本書は、いまだ解決していないアスベスト問題の波紋を追った第2弾で、今後の対策の参考となる。
【編者】環境新聞社編集部
【内容】全国各地の自治体や事業者等のアスベストへの取り組みを紹介
【体裁】A5判、106ページ
【定価】1,100円(税込・送料別)
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