八王子に官民連携のリユース拠点開設 ジモティー
地域情報サイトを運営するジモティー(東京都品川区)は東京都八王子市とリユースに関する協定を締結し、このほど「ジモティースポット八王子」を開設した。同スポットでは、家庭で余った食品の持ち込みも受け付け、食品ロスの解決にも取り組む。なお、同事業は環境省が公募した「令和4年度使用済製品等のリユースに関する自治体モデル実証事業」 に採択されている。
ジモティースポットは、不要になったがまだ使えるものを地域のコミュニティ内で譲り合うことができるサービス。持ち込み希望者は、事前に予約しジモティースポットに持ち込むだけで無料で手軽に譲渡することができる。また、譲り受け希望者は、持ち込まれたものの情報をジモティーで検索し、ジモティースポットで引き取ることでマッチングが成立する仕組み。ジモティーが自治体と連携し官民連携のリユース拠点であるジモティースポットを共同運営する取り組みは、世田谷区、日野市に続き3例目。
八王子では新たな取り組みとして、家庭で余った食品も受け入れる。これまでも同市ではフードドライブの実施やHPなどにおけるフードバンクの紹介などを積極的に行い、食品ロスの削減に取り組んできた。今回はさらに一歩踏み込んだ活動として、ジモティースポット八王子を設けることで、必要とする人のもとに食品が行き渡ることを目指す。
