全国都市清掃会議専務理事 金澤 貞幸 氏に聞く 能登半島地震被災地の災害廃棄物処理 会員都市とともに支援

循環交付金確保やリチウムイオン電池対策など課題山積

今年は1月1日に能登半島地震が起こり、それにより発生した災害廃棄物の処理が大きな課題となっている。全国都市清掃会議では会員都市と連携し、被災地の災害廃棄物運搬支援等に取り組んでいるところだ。そうした中、全都清の定時総会が、23日に高知市で開催される。一般廃棄物行政を巡っては災害廃棄物対策に加え、循環型社会形成推進交付金の財源確保や、プラスチック資源循環促進法に基づく容器包装プラスチックと製品プラスチックの一括回収、リチウムイオン電池に起因する火災対策、そしてカーボンニュートラルやサーキュラーエコノミー実現に向けた取り組みの推進など、課題は依然山積しており、今回の総会でもそうした課題に関連する要望が多く出されている。全都清の金澤貞幸専務理事に、一般廃棄物行政の今後の課題などについて聞いた。

全国都市清掃会議専務理事  金澤 貞幸 氏に聞く 能登半島地震被災地の災害廃棄物処理  会員都市とともに支援 循環交付金確保やリチウムイオン電池対策など課題山積_一般廃棄物行政担当者が一堂に会す(写真は昨年の様子)
一般廃棄物行政担当者が一堂に会す(写真は昨年の様子)

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