「脱炭素先行地域」第4弾 環境省、12道県の12計画を選定 重点モデルに生物多様性、資源循環を追加

環境省は7日、「脱炭素先行地域」の第4弾として、12道県における計12件の計画提案を選定したと発表した。今回は8月18日~28日まで募集し、共同提案を含め62団体(5都道府県42市14町1村)から計54件に上る計画提案があった。今回から重点選定モデルの新たな区分として、「生物多様性の保全」と「資源循環」との統合的な取り組みの2つが追加された。また、これまで同地域がなかった15の「空白県」のうち、茨城、富山、岐阜および長崎の4県が選定された。都道府県が主な提案者の計画提案は、熊本県が秋田県(第1回)に続く2件目となっている。第1回から今回までで、36道府県95市町村の計74に上る計画提案が選定された一方、同地域がまだ1件もないのは東京など11都県となっている。

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