廃棄物処理業者が生き残るための脱炭素経営(49) 建築物LCA義務化がもたらす静かな転換

脅威であると同時に自らの価値を再定義する好機

――設計者の説明義務は、処理業者に何を突きつけるのか

国土交通省は、大規模建築物を対象に、設計段階で建築主(発注者)に対してCO2排出量を説明する制度の導入を検討している。これは単なる省エネ性能の説明ではなく、建設から運用、解体・廃棄に至るまでのライフサイクル全体での排出量、いわゆる建築物LCA(ライフサイクルアセスメント)を前提とする点に特徴がある。

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