シャオリュウの中国環境ウオッチ(151) トゥキディデスのわな

1カ月ほど前のことになるが、5月13日から15日まで米国のトランプ大統領が国賓として中国・北京に招かれた。私の業務と何ら関係するわけではないが、野次馬根性で大統領訪中前日の5月12日に北京へ戻った。私の定宿のホテルは米国大使館の近くで、大統領が宿泊予定のホテルの並びだから、警備の様子が手に取るように分かる。大統領が到着した13日夜は、ホテルの周りで大統領一行を一目見ようとする群衆やメディアで溢れていた。そのなかには私もいたが、残念ながら見逃した。3日間警備や交通整理に当たる警官も大変だ。私の定宿は、これら警官や関係者の食事・待機・宿泊場所になっていて、朝食ビュッフェ会場は警官で溢れ、普段は多く余っている料理も底を見せ、座るテーブルもないほどであった。食事はグループごとに交代で取り、すぐ警備に戻る。小綺麗な黒服を着た屈強な集団も宿泊していたが、これは大統領の宿泊ホテル内での警備やサービスに当たるチームだろうか。ホテルと敷地続きの銀行は営業停止になった。

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