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【連載】街路樹ものがたり(6) 千代田の街路樹を守る会(東海大学他非常勤講師、香港地域研究) 愛みち子;戦間期の災い・帝都東京焦土と化す
 明治維新(1868年)以降、日本特に東京はあらゆる西洋を導入しました。西洋式軍隊の整備も急ぎ、日清戦争(1894年)、日露戦争(1904年)、第一次世界大戦(1914年)を戦い、日韓併合(1910年)、中国への21カ条要求(1915年)など帝国主義を帯び、諸外国の脅威となって、世界史のプレイヤーとなります。東京は東洋一の大都市を自負するようになります。
 ところが1923年9月1日、関東大震火災が襲います。マグニチュード7・9の大揺れと3日間で1700回の余震、続く大火災で東京市の44%を焼きました。犠牲者は10万人以上、罹災世帯は市内の7割以上でした。神奈川、千葉も大きな被害を受けました。
 当時の描写です。「突如として台地が震動した。家屋は瓦落々々と崩落した。火焔は渦巻いて起った。烈風は猛火を煽りたてた。炎々たる紅蓮の焔は市街より市街へと飛んで、全都さながら火の海と化して了った。逃げまどう無数の民衆、叫喚、雑沓、大混乱、傷つけるもの、死するもの、親を求むる子、子を呼ぶ親、この世ながらの焦熱地獄は展開せられてゆく。火の滅せざること三昼夜。流言蜚語は盛んにおこった。人心恟々として定まらず、噫これ実に大正十二年九月一日東京大震災当時の状況であった」(『大正大地震大火災』、講談社、同年10月1日)
 東京市の街路樹はすでに12種2万4600本ありましたが、6割に当たる1万4300本を失いました。重要なのは震災時の樹木の役割で、「街路樹があって助かった」という話が芝や下谷など方々にあったそうです。上空からの落下物を防ぎ、人の通り道を確保し、あるいは建物の延焼や倒壊を遅らせたと考えられます。よって震災復興時、街路樹は重要視されます。樹木は災害の時代の救い主です。
(2019/07/31)
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