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【連載】街路樹ものがたり(9) 千代田の街路樹を守る会(東海大学・共立女子大学非常勤講師) 愛みち子;第二次大戦木の無い景色
 帝都東京は関東大震災の復興事業を1930(昭和5)年頃には完了します。その後、街路樹の数も10万本を超えるほど増えます。しかし日本は史上最悪の戦争への道を進んでしまいます。
 国際政治学では、冷静な情勢分析よりも「もはや戦争以外に道はない」と思い込む国を「好戦国家」と呼びます。41年の太平洋戦争開戦時の日本が好例で、戦力からみて無謀な選択でした。
 戦中、東京は米軍機の爆撃を執拗に受けました。開戦翌年の42年に始まり、44年末からはほとんど毎晩のように爆撃されました。45年1月27日、銀座有楽町がやられ、2月17日、25日と打撃があり、3月10日史上最悪の大空襲を受けました。
 深川、城東、本所が狙われ、わずか2時間で10万人の主に女性と子供が亡くなりました。またも下町を中心に東京が焼き尽くされたのです。震災復興の成果も含め、戦災は震災の3倍以上におよびました。戦前に植えられた現存の街路樹、例えば昭和通りや神田警察通りがいかに希少で尊いものかが分かります。
 東京を飾った豊かな街路樹や公園木も犠牲になったと想像します。東京都によれば、街路樹は「戦災により65%、盗伐により10%を失い、約3万本に減少」したとのことです。銀座の復興を描いた絵にも樹木はありません。木の無い景色は、それだけで不安感があります。樹木とは平和を証明するものです。
(2019/11/07)
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