政府は6月17日、2020年度における地球温暖化対策計画の点検結果をまとめた。それによると、計115業界の「低炭素社会実行計画」について、同年度のCO2排出量等の実績が30年度等の目標水準を上回ったのが全体の50%の58業種、実績が目標水準を下回るが基準年度比/BAU(特段の対策のない自然体ケース)比で削減しているのが36%の42業種だった。また、実績が目標水準を下回り、かつ基準年度比/BAU比で増加しているのが8業種、データ未集計(新規策定・目標水準変更・集計方法の見直し等)が4業種、目標未設定が3業種だった。一方、低炭素社会実行計画以外の計115の対策・施策について、20年度の対策評価指標等の実績が30年度等の見込みを上回るものが21件、実績が見込み通りのものが66件、実績が見込みを下回るものが21件、その他(定量的なデータが得られないもの等)が7件だった。 |