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【コラム】東風西風
 来年4月に有形文化財として登録される見通しの「鴻池組旧本店・本宅」を見学する機会に恵まれた。1910年に建てられた2階建ての木造で、事務室や社長室などを備えた会社施設の洋館と、伝統的な大阪町家の構えの居宅が併置され、扉一枚で行き来ができる▼スレート葺きの洋館はモルタル塗りにタイルで施された赤い横縞が印象的。機能美ある造形が日本人に好まれたセセッション様式の典型だ。玄関ホールのステンドグラスは、欧米や教会のそれとは一線を画し穏やかな色合いで建物に馴染む。応接室の暖炉や調度品の装飾はアールヌーボーだが、色もレリーフも西洋物に比べて浅く、直線的な部分もあるなど、日本的な解釈が見える▼対する居宅は瓦葺きで、1階は出格子や大戸、2階は軒下が漆喰で塗り込められた重厚な佇まい。室内の欄間や階段親柱などに残る数多くの彫刻は、神社仏閣とは異なる町家ならではの意匠が多く興味深い▼神戸大学足立裕司名誉教授は「当時の大阪にはこうした和洋館併設型の建築が数多く建てられたが、戦火で焼けるなどして消滅。これほど状態よく現存しているものは貴重」と熱く語る。社会インフラの長寿命化に取り組む同社が、文化財として本格的に保存に乗り出すことは喜ばしい。
(2021/12/01)
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