京都府亀岡市は、2018年に「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」を行い、その後21年1月から全国の自治体で初めてプラスチック製レジ袋の提供を禁止する条例をスタートさせた。当初は事業者からの反発も強く、賛否両論が出ていたレジ袋提供禁止を実現させたのは、20年以上前から亀岡の将来ビジョンに「環境先進都市」を掲げ、亀岡の自然を守ることに尽力してきた桂川孝裕市長の英断によるところが大きい。現在はペットボトル削減へマイボトル推進にも取り組む。さらに、今後は同市のみの取り組みにとどめず他の自治体にも横展開し、地方から国を変えていくことを目指す。桂川市長に、レジ袋提供禁止に込めた思いや、今後の展望などについて聞いた。 |