5日の衆院予算委員会では、50年カーボンニュートラルの実現に向けた施策などについて、立憲民主党の岡田克也議員が政府の方針・対応を質した。その中で、岡田氏は、地球温暖化対策税の現在の税収である2600億円程度ではその効果を発揮できないと指摘し、1兆円、2兆円に拡大するよう求めた。これに対し、菅義偉首相は、「今の数千億円ではなく、これからどんどん増やしていかなければならないことも事実」と述べ、数兆円規模の増税に意欲を示した。以下、他のテーマも含む質疑の概要を紹介する。なお、文中の菅首相以外の政府答弁者は小泉進次郎環境相。 |