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国際標準化機構(ISO)は12日、製品や組織が使用したライフサイクル全体の水の総量を表す「ウォーターフットプリント」の国際規格化を決めた。内容は「原則、要求事項および手引き」で、今後、環境管理技術委員会(TC207)のライフサイクルアセスメント分科委員会(SC5)内に作業グループを設け、2011年末まで
に国際規格を発行する見通し。地球温暖化に伴う世界的な水不足が懸念される中、企業などによる「水戦略」立案等を促進する効果が予想されるものの、現時点では規格の適用範囲や使用目的が不明確なため、今後の動向が注目される。
ウォーターフットプリントは、すでにISO化
の作業が進んでいるカーボンフットプリントと同
様な考え方を水に応用したもの。近年、国連環境
計画(UNEP)/環境毒性学化学学会(SET
AC)のライフサイクル・イニシアチブや、ユ
ネスコ社会基盤・水理・環境工学研究所(UNE
SCOIHE)などが運営するウォーターフットプリント・ネットワーク、さらに東京大学生産技術研究所をはじめ、国際的にも研究が活発化している。
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